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樋口 雅彦; 大貫 惇睦*; 長谷川 彰*
Physica B; Condensed Matter, 230-232, p.486 - 489, 1997/02
被引用回数:1 パーセンタイル:11.82(Physics, Condensed Matter)立方晶ラーベス相構造を有する、CeRu, CeRh, CeCOの電子構造及びフェルミ面を相対論的バンド理論により計算した。上記の物質はいずれも重い電子系化合物であり、特にCeRu, CeCOは第II種超伝導体である。CeRu, CeCOは、その混合状態における磁化過程にいはゆるピーク効果が実験的に見つかっており、その起源に関してFELO状態が議論されている。FELO状態に関しては、ノーマル状態でのフェルミ面の形状が大きくかかわっているため、バンド理論によるフェルミ面の計算は上記の超伝導体に対して重要である。本研究では、フェルミ面の形状を実験でのドハース-ファンアルフェン効果と比較して、フェルミ面の決定を行った。更にフェルミ面の曲率因子を求めて、実験でのdHvA振動強度と比較し、細部にわたるフェルミ面の議論をした。